虎穴に入らずんば虎児を得ず？

体調が悪く、気分も沈んでいましたが、今日の日記は気分が良い。
・・・晩酌のせいではない。

今日は、地元南川小学校５年生の田植えをした。我が社にとっては欠かせない、毎年恒例の取り組みだ。
総合学習として、毎年５年生・・・と言う事は、毎年違う子供達が「田んぼ」を教室にする事になる。
我々農業者は「毎年が１年生」とはよく言うが、毎年来る子供達も言ってみれば「田んぼの１年生」。
我が社では、子供達の自主性と「考える仕事」「体験する食」をモットーにしてきた。
おかげでここ５〜６年は、間違いなく「無農薬・無化学肥料栽培」を選択してくる。
大変な事は全て教えても、やはり子供達なりの考えは、子供達なりに曲げない。
・・・ん〜、誰かみたいだ・・・。

しかしこれが、俺自身を磨いてくれる。やる子供達も大変だが、教える俺も大変だ。
でも、子供達から寄せられる質問の嵐に、俺自身が原点に戻る事が大きい。
予習復習みたいなモノだろうか。

夕方、今日の仕事の締めくくりに、「秋代掻き田んぼ」の様子を見に行った。
スゲー驚いた！
明らかに周りの稲と違う！同じ日に植えた我が社の田んぼや他の田んぼ。どこを見ても秋代掻きの稲はメチャメチャ活き活きしてる！・・・失敗した。デジカメ持って行くの忘れた。
今度はムービーで、一生懸命働いている生き物たちを紹介しよう。

腰も痛いし首も痛い。精神的にも疲弊していたが、今日は田んぼに救われた気がする。